切土補強土壁工法/パンウォール
パン(PAN=Panel And Nail)ウォール(WALL)工法は急勾配斜面安定工法、切土補強土工法の理論に基づく工法です。
補強土工法の表面保護として、プレキャストコンクリート板を使用して、急勾配(1分~5分)化により自然法面を可能な限り残し、逆巻き工法を基本とした安全性の高い工法です。
逆巻き工法とは
切土法面を施工する際、高さ1.2mごとの補強土壁を一段ごと仕上げ、上から下へ順次施工を行っていく安全な工法です。
ですから、逆巻き施工により施工中の地山のゆるみ防止と、土砂崩壊事故防止が可能です。
パンウォールの特徴
- 急勾配(1分~5分)化による長大のり面の低減と支障物件の保護。
- 表面保護工のプレキャスト化による、品質の向上と、工期短縮と省力化。
- 構造物を上から下へ仕上げる逆巻き施工を基本として、施工中の地山のゆるみ防止と崩壊事故防止。
- 意匠デザインの多様化による景観対応。測定